2022/04/08 16:09

英語や数学といった科目に比べ、小論文はどうやって勉強を始めたら良いか分からない人が多いのではないでしょうか。

学校で小論の授業があって受講している人もいるかと思いますが、その多くはいきなり実践的な(本番に近い)形式の小論を書いていることが多いようです。

しかし、それでは自分の力がついていくという実感ももてないでしょう。そのうえ何が採点のポイントとなるかどうかも分かりづらいのではないでしょうか。

長年、小論・作文指導をしてきた私の書き方指導は以下のような手順です。

1 すべての文章には読み手がいる    ⇒読み手を想像して書く。
2 文章は具体的に書く         ⇒曖昧な表現は、思考が練られていない証拠。
3 文の構成を考える          ⇒接続詞の正しい使い方と小論の型。
4 知識を増やす            ⇒調べながら書くことで、各分野の知識を増やす。
5 実践問題              ⇒過去問対策

このような流れに従って、訓練を積んでいきます。各ステップの中にいくつもの課題を書かせます。そうすることで、何を学んでいるかが分かり、その課題がクリアできているかどうかも分かります。

多くの小論文のテキストや授業では3と4のみに力がおかれているため、もともと文章が苦手な人は、けっきょく何も身につかないということに陥りがちです。そうならないためには、特に1と2の訓練を積んで、文を書いて相手に伝えるということが、どういうことなのかを知ることが最善の道となります。